高田 真也(Interview)

インタビュー高田 真也

本質を追求すること

あなたの信念は何ですか?

お客様が求めているものの、本質を追求することです。

お客様が求めているのは、こちらが提示する商品やサービスの内容ではなくて、モノやコトの先にある「不便の解消、新しい体験や発見」こそが、お客様が求めている価値なのだと私は考えています。その報酬として、お代を頂いているという感覚を絶対になくさないようにしています。

だから商品やサービスそのものを売ることをしません、私たちが提供するものでお客様がどのような体験や不便を解消できるか、その本質の部分を伝えて提供する、そのことを軸としています。

事業部全体が、この同じ考え方をもって突き進めばお客様とより良い関係を築きながら長く愛される事業になると信じています。

インタビュー高田 真也

「やりたくない」「いやだ」が聞きたい。

どのような職場環境を築いて行きたいですか?

本当に思っている事を素直に言える環境を作りたいと考えています。

上下関係やその場の空気から「がんばります」「やります」と言ってしまう、口では肯定的でも本心は違う。そんな環境は誰もが嫌なのに、そうなってしまっている所は多いと思います。

本人の本音が引き出せる環境があれば適材適所で、タスクを落とし込んで速度と成功率を高められるのはもちろんですが、「やりたい」と同じくらい「やりたくない」を重要視しています。

なぜやりたくないのか、それをやらないでおけば、あなたにどんな幸せがあるのか、など掘り下げていくとその人の価値観が「やりたい」ことを語る以上に見えるからです。そういったやりとりの中に信頼関係構築のチャンスと、自分も相手も変わることができる変化の種が潜んでいると私は考えています。だから私と話するときは言葉を選ばずに嫌なことは嫌だとハッキリ言ってもらうことにしています。

インタビュー高田 真也

常に柔軟に

好きな言葉はありますか?

詩人の萩原朔太郎氏の言葉で「人は新しく生きるために、絶えず告別せねばならない。すべての古き親しき知己から、環境から、思想から、習慣から。」です。

常に今ある習慣、環境のリニューアルを受け入れるだけの柔軟さを意識しています。

生き物は環境に適応するために進化してきました。形態を変えたもの、住処を変えたものなど多種多様です。仕事も同じで大なり小なり環境にあわせて変化がなければ周りの進化に追い付かず淘汰されるのを待つのみです。

だから今あるものを常に捨てる覚悟で物事を捉えなおす努力を心がけています。

事業部長
高田 真也

2017年12月15日